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塩害 鉄筋コンクリート構造物では、塩分の影響で鉄筋が錆びて鉄筋の断面が減少したり、錆の膨張でコンクリートにひび割れやはく離を起こすことがあります。これを「塩害」と呼びます。
鉄筋の錆は、塩分、水、酸素の3つによって起こります。したがって、これらが外部からコンクリート中に入らないよう、コンクリート表面に施した塗装で遮断する方法が、塩害対策のためのコンクリート保護工法です。外部から供給された塩分濃度が低い場合、すなわちコンクリート標準示方書[維持管理編]における潜伏期において、予防保全のために有効な工法です。



塩害対策のためのコンクリート保護工法では、塗膜に高い遮塩性が要求されます。
周囲の環境、要求性能などに応じて、いくつかの塗装仕様を使い分けます。その一例を示します。

■仕様 1(道路橋塩害対策指針(案)・同解説(昭和59年2月))
工 程 製品名 目標膜厚
(μm)

標準使用量
( kg/

塗装方法 塗装間隔
(5℃)
塗装間隔
(20℃)
前処理 プライマー ネオプライマー - 0.10 ハケ・ローラー 8時間〜7日 2時間〜7日
パテ ネオパテ - 0.50 ヘラ・コテ 24時間〜7日 16時間〜7日
中塗り ネオライナー#10 60 0.26 ハケ・ローラー 48時間〜7日 16時間〜7日
上塗り AU-1 30 0.12 ハケ・ローラー - -

■仕様 2(港湾湿潤面用)
工 程 材料名 標準使用量
(kg/
塗装方法 混合比 可使時間
(20℃)
素地調整 サンドブラスト、超高圧洗浄
下塗り KCライナー#300N
下塗り
0.30 コテ、ヘラ 主剤:硬化剤:添加剤 = 6:3:1 40分
上塗り KCライナー#300N
上 塗り
1.30 コテ、ヘラ 主剤:硬化剤 = 3:1 40分

■仕様 3(道路橋の塩害対策指針(案) 塩害新設C種適用)
工 程 製品名 目標膜厚
(μm)

標準使用量
( kg/

塗装方法 塗装間隔
(5℃)
塗装間隔
(20℃)
前処理 プライマー ネオプライマー - 0.10 ハケ・ローラー 8時間〜7日 2時間〜7日
パテ ネオパテ   0.50 ヘラ・コテ 24時間〜7日 16時間〜7日
中塗り ネオライナー#100 160 0.35 ハケ・ローラー 24時間〜7日 16時間〜7日
ネオライナー#100 160 0.35 ハケ・ローラー 24時間〜7日 16時間〜7日
ネオライナー#100 160 0.35 ハケ・ローラー 24時間〜7日 16時間〜7日
上塗り AU-1 30 0.12 ハケ・ローラー - -



施工は以下の手順を基本とします。

下地処理
サンダーケレンやブラストなどで、コンクリート表面を丁寧に処理します。

プライマー工
コンクリートと塗料の付着性向上を図る目的でプライマーを塗布します。

不陸調整工
コンクリート面を平滑な塗膜面とするため、パテで調整します。

中塗り工
中塗り材を塗布します。保護塗装の機能面は中塗り材が受け持ちます。

上塗り工
上塗り材を塗布します。中塗り材の劣化防止のための塗装です。





各種性能規格に合格した塗装システムです。




塩害対策工法で使用する主な材料を示します。なお、詳細については各営業所にお問い合わせください。


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