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凍害
水は、凍結することにより約1.1倍に体積膨張します。コンクリート中の水分も、凍結することで膨張し、コンクリートにダメージを与えます。これは、瓶ビールを冷凍すると瓶が割れるのと同じ原理です。特に凍結と融解が繰り返し作用する場合、凍結によって生じたコンクリートの欠陥部に水が浸入し、再び凍ることで欠陥部をさらに広げていく作用で、非常に深刻な劣化に至ります。このような劣化をコンクリートの凍害と呼んでいます。
凍害は、水の凍結・融解の繰り返し作用によって進行します。したがって、水の侵入を抑えることが重要なポイントとなります。水がコンクリートに侵入することを抑制する目的で、表面に塗装を施す方法は、コンクリートの凍害対策工法の一つです。
しかし、コンクリートの内部には多かれ少なかれ水分は存在しており、水の侵入ルートもコンクリート表面だけとは限りません。したがって、凍害対策工法は、凍害の進行速度を遅くすることを目的とします。工法選定の際には、あらゆる条件・状況を考慮し、工法の妥当性を検討することが重要です。




凍害対策のための塗装には、優れた遮水性能が要求されます。また、既に劣化しているコンクリートを撤去、復旧した上で、ある程度の膨張に追従する柔軟性のある塗装が要求されます。
凍害対策工法にはいくつかの塗装仕様があります。その一例を示します。

■仕様
工 程 製品名 目標膜厚
(μm)

標準使用量
( kg/

塗装方法 塗装間隔
(20℃)
塗装間隔
(5℃)
前処理 プライマー ネオプライマー - 0.10 ハケ・ローラー 2時間〜7日 8時間〜7日
パテ ネオパテ - 0.50 ヘラ・コテ 16時間〜7日 24時間〜7日
中塗り ネオライナー#100 160 0.35 ハケ・ローラー 16時間〜7日 24時間〜7日
上塗り AU-1 30 0.12 ハケ・ローラー - -



施工手順は、以下を基本とします。

断面復旧
劣化したコンクリートを十分はつり、完全に鉄筋露出、もしくは挿筋した後、断面修復します。

プライマー工
コンクリートと塗料の付着性向上を図る目的でプライマーを塗布します。

不陸調整工
コンクリート面を平滑な塗膜面とするため、パテで調整します。

中塗り工
中塗り材を塗布します。保護塗装の機能面は中塗り材が受け持ちます。

上塗り工
上塗り材を塗布します。中塗り材の劣化防止のための塗装です。





いずれも優れた遮水性を有した仕様です。




凍害対策工法で使用する材料を示します。なお、詳細については各営業所にお問い合わせください。


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