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機能内蔵型SNゴム支承とはe-Sheet・NP工法は、コンクリート構造物に対する電気防食工法の一種です。
e-Sheet・NP工法は、粘着型陽極材と耐候性に優れるフッ素樹脂フィルムを積層してシート状にした陽極 (e-Sheet・NP)をコンクリート面に直接貼り付ける外部電 源方式の電気防食工法です。

  • 電気防食は、鉄筋を卑に分極させることで、鉄筋腐食に関係する陽極反応の進行を小さくし、腐食速度を大幅に低減させる工法です。塩害や中性化など鉄筋腐食が問題となる劣化に対して非常に有効な工法として注目されています。




e-Sheet・NP工法は以下の特長を有しています。

  1. e-Sheet・NPの設置は、貼り付けるだけです。
  2. 陽極材を粘着剤で貼り付けるため短絡・電食が起こりづらく、金属片除却等の前処理が軽減でき、躯体を傷つけません。
  3. 面状のため、安定した防食性能を有します。
  4. 表面には、フッ素樹脂フィルムを使用しており、耐候性、美観性に優れています。
  5. 薄く、軽いため、構造物に負担を与えません。
  6. 品質安定性に優れた工場加工製品です。
  7. 施工が簡便なため、経済性にも優れています。




■e-Sheet・NPの諸元/製品形状:460(幅)×1000(長さ)×1.3(厚)(mm) 質 量:450g/枚



  1. e-Sheet・NP工法は、鉄筋コンクリート構造物の塩害対策工法です。
  2. e-Sheet・NP工法の効果が最も得られる劣化進行過程は、潜伏期〜進展期*1です。
  3. 常時滞水・湿潤状態の部位(桟橋下面等)や波浪等を直接受ける部位には、適用できません。
  4. 漏水等のある部位へ適用する場合は、止水・導水措置等の対策が必要です。
  5. e-Sheet・NPの耐久性は、防食電流密度を1〜10mA/ で使用した場合、現在進行中の促進試験値では、20年程度*2を想定しています。

*1 :「2007年制定 コンクリート標準示方書【維持管理編】」土木学会、塩害による劣化進行過程(下図参照)
*2 : 促進試験による数値であり、耐用年数を保証するものではありません。

■劣化過程と腐食の原理

1. 潜伏期
鉄筋は不動態皮膜により保護さ れています。 コンクリート中に (塩化物イオン)が侵入し、徐々に蓄積さ れます。

2. 進展期
鉄筋に達したより、鉄筋表 面の不動態皮膜が破壊され活性態へと変化します。活性態と変化した鋼材は、腐食電池を形成し、錆が生成されます。

3. 加速期
生成した錆の膨張により、コンク リートにひび割れが生じます。 このひび割れから塩分、酸素、水が供給され、鉄筋の腐食進行が加速されます。

4. 劣化期
かぶりコンクリートのはく離、鉄 筋の破断などが起こり、耐荷力の低下が顕著になります。




施工は以下の手順を基本とします。

断面復旧
コンクリート劣化部は、鉄筋表面が露出するまではつり取り、修復します。また、コンクリート表面に
被覆材がある場合は、除去します。
モニタリングおよび排流端子設置
鉄筋の腐食状態を確認するための照合電極(鉛電極など)や防食回路を構成する排流端子を
設置します。

コンクリート表面処理
コンクリート表面をサンダーケレン等により処理します。

e-Sheet・NP 貼り付け
e-Sheet・NPを所定の位置に貼り付けます。

チタン線接続
e-Sheet・NPとチタン線を圧着型接続端子を用いて接続します。

封止工
e-Sheet・NP周辺およびチタン線をエポキシ樹脂およびHBシートで封止します。

電源装置の設置と配線・配管
所定の位置に直流電源装置を設置し、防食回路およびモニタリング回路用の電線や配管を設置します。

通電調整
鉄筋の腐食状態を確認しながら、直流電源装置の出力を調整し、通電を開始します。


1. e-Sheet・NPの貼り付け 2. シート−チタン線の接続 3. エポキシ樹脂の塗布
4. エポキシ樹脂の含浸 5. HBシートの貼り付け 6. 保護フィルムの除去




e-Sheet・NP工法で使用する材料を示します。

  • e-Sheet・NP
  • チタン線
  • 電気関係、その他


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