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EPMA法 電子線マイクロアナライザー(EPMA:Electron Probe Micro Analyzer)法は、試料の表面に存在する物質(元素)を判別する方法の1つです。
微量な物質の面的な分布を調べるのに有効です。ショーボンド建設では、補修工学研究所にEPMA分析装置を配置し、劣化原因の推定や劣化因子の分布調査などに活用しています。

EPMA法は以下の特長を有する調査法です。

  1. 試料の表面に存在するあらゆる物質(元素)の有無を分析できる。
  2. 分析した結果は、面的なマップ図として表現できる。

非常に幅広く活用される技術ですが、特に以下のような場合に有効です。

  1. 塩害での塩素、下水道劣化での硫黄など、コンクリート中への劣化因子の侵入状況の把握。
  2. 補修による劣化因子遮断の状態(補修効果)を把握。

EPMA法は、以下の手順で行います。

  1. 試料の採取
    試験体、または対象構造物から、平滑な試験片を採取します。
  2. 試験片の処理
    試験片表面の平滑度が重要であり、表面の研磨、場合によっては金属蒸着などの処理を行います。
  3. 分析
    目的とする元素を決定し、EPMA分析装置で分析を行います。なお、試験片は再利用可能で、同じ試験片を用いて複数の元素を調べることもできます。




 EPMA法による分析結果は、対象物質(元素)の量によって、濃度分布がマップ図として表示されます。
 定量的な数値は若干あいまいで、物質の分布を連続的な画像として把握し、劣化原因を推定したり劣化因子の侵入状況を判断します。




EPMA法は非常に高度な技術であり、豊富な経験と技術を持ったショーボンド建設にお問い合わせください。

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