特長・概要
機能内蔵型SNゴム支承とは
SNゴム支承は、本体の上沓と下沓の鋼部材に凹凸をつけて、その間にゴムを挟み込む新しい構造を採用しました。この上下部材の噛み合わせにより変位制限機能と水平力支持機能を持たせるとともに、密閉されたゴムの効果により荷重支持性能の向上を実現しました。従来の積層型のゴム支承に比べて、コンパクトな形状と軽量化を実現して現場での施工性の向上が図れます。
主な特長
SNゴム支承は、以下の特長を有しています。
1特長1
- 上下鋼部材の凹凸が「変位制限機能」を兼ねることにより、サイドブロックを別途設置する必要がなくなりコンパクトな構造を実現しました。
- 上下鋼部材の凹凸の間にゴムを密閉することで、荷重支持性能の向上と支承高さの低減を実現しました。
- 部材の凹凸を円形にすることで、360全方向 に変位追随が可能な構造を実現しました。
2特長2
- 従来型のゴム支承に比べて高さが約1/2、重量が約1/3となり、狭い施工空間での支承の取替え・設置が可能です。
- 支承取替えにおいて、沓座面コンクリートのはつり断面積が小さくなり、コストの低減を実現しました。